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UC Davis(デービス校/アメリカ)での夏休み語学留学④:インド系ベジタリアン家庭でのホームステイ生活

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

今回は海外体験記の中でシリーズでお届けしている

UC Davis校(カリフォルニア大学の1つの学校)に夏季休暇で行った語学留学プログラム

の体験談について配信します。

第4回目の内容は「インド系ベジタリアン家庭でのホームステイ生活」について述べていきます(過去の記事は是非記事下のリンクからご覧ください)。

 

 

私は旅行の大きな魅力について

「一般的なイメージと違う世界を生で体感でき、
体験を通じて感じる新しい発見や感性を体得することだ」

と書いていますが、実体験をもとにした方が

「実際に滞在してどういったことを感じたのか」

伝わるかと思い、旅行記を記事にしています。

 

今シリーズで配信しているUC Davis校の滞在経験も貴重な経験でしたし、

その中でも、今回お届けする「ベジタリアン家庭でのホームステイ生活」

Davisでの滞在経験の中でも特に人生観の変わる体験でしたので、

当時感じたことを出来るだけ再現しながら、お伝えできればと思います。

 

それでは、本題に入ります。

ホームステイ先でご馳走になったご飯

ホームステイ先でご馳走になったご飯

お世話になったホームステイ先の概要

 

以前の記事でも少し触れましたが、

私はUC Davis(デービス校)での旅でホームステイで生活しました。


ホームステイはインド系の4人家族でした。

ご両親はUC Davisの関係者で、男の子の子供が2名いらっしゃいました。

私はお母さまに生活の面倒を見て頂くことが多かったので、

お母さまとよく話していましたが、

英語も聞きやすく、ご飯の手配やシャワー・洗濯などなど、

日常の生活を非常に親切にサポート頂いて、とても有難い存在でした。

本記事でも改めて感謝申し上げたいと思います。

 

一方、デービスに行き、ホームステイを始めてから知りましたが、

お世話になった家庭が(ヴィーガン寄りの)ベジタリアンでした。

ご家庭がベジタリアンであるという事実は、

一緒に暮らしている日本人の人から教えてもらい、

その後、お母さまからも色々レクチャーを受けました。

日本では、あまり馴染みのない方も多いと思いますので、

ベジタリアンやヴィーガンの概要から、お伝えしたいと思います。

 

ベジタリアンとヴィーガンの概要と主な違い

 

一般的なベジタリアンとヴィーガンの定義から触れていきます。

言葉 定義
Vegan
(ヴィーガン)
肉や魚だけでなく、牛乳、卵など乳製品やはちみつ、バターなど動物性の含まれるものは、全く食べない主義
Vegitalian
(ベジタリアン)
肉や魚など動物性食品の一部または全部を全く食べない主義。
日本語訳は菜食主義者

 

 

私自身はベジタリアン(Vegitalian)という名前を知っている程度で、

ヴィーガン(Vegan)という単語に至ってはデービスで初めて知る程度の知識でした。

 

ベジタリアン(Vegitalian)は

「No chicken」

「No beef」

という表現を現地で教えてもらいましたが、動物性の肉類を食べない方々になります。

私のお世話になった家庭は

「No fish」

でもありましたが、デービスでお会いした家庭の中には魚を食べる方もいて、

魚を食べない方々はベジタリアン(Vegitalian)の中でも

結構厳格に守られている家庭と現地の方から教わりました。

 

ヴィーガン(Vegan)は肉や魚だけでなく、

乳製品や動物性の含まれるものを採らない方々になります。

デービスに通っていた他の留学生でヴィーガン(Vegan)の家庭にお世話になった方がいて、

「No chicken」「No beef」「No fish」に加え、

{No milk」

だったと伺いました。

 

ベジタリアン(Vegitalian)やヴィーガン(Vegitalian)の方はそこまで多くないだろう

と思い、調べてみたところ、

日本調理科学会誌(J. Cookery Sci. Jpn.)の「一歩から始まるフードダイバーシティ」によると、

  • ベジタリアン・ヴィーガンは世界で約 9 億人
  • 「ベジタリアン」である背景は宗教、動物愛護、健康志向、環境問題等いろんな理由が存在する

と紹介されていました。

世界では日本のように何でも食べられる方ばかりではないということです。

加えて同論文では

  • 「もしあなたが重度の卵アレルギーだったとして,言葉の全く通じない異国にいくときはどうしますか?」との問いに対し、
    「最低限の食べ物を持っていく」「インターネットなどで事前に下調べをしっかりと行う」等の答えが多いが、
    実は「言われれば,要望があればやる」というのは
    フードダイバーシティが必要な外国人にとっては「全くやっていません」と同義語である

と日本のベジタリアンに対する理解が追い付いていない状況も言及されていました。

 

「日本では常識になっていないことも、世界の常識になっていることがある」

と私自身、「ベジタリアン(Vegitalian)」を勉強するなかで思いましたので、

「ベジタリアン(Vegitalian)」に限らず、知っておくべき内容については

今後も発信できればと改めて思っております。

 

具体的な食生活

 

さて、話を戻しますが、ここまで読んで

「ベジタリアン・ヴィーガンは何を食べるのか?」

と思ってしまう方も多いのではないでしょうか⁉

そこで私が実際に経験した1日の食事を紹介します。

時間帯 食べ物
シリアル
サンドイッチ
ビーンカレー
朝食:シリアル

朝食はシリアルでした。

結構日本でもシリアルを朝食で食べていた時期もありましたので、意外でしたが、

普通に食べることができました。

味は日本のスーパーで販売している「コーンフレーク」のように甘くないですが、

牛乳も(低脂肪乳が多かったですが)普通で、

日本で食べてるものと違いを感じずに食べていました。

 

昼食:サンドイッチ(持参)

昼職は持参で、卵やトマトを入れたサンドイッチが多かったです。

作り方は

  1. 冷蔵庫から卵とかトマトなどの具材を取り出す
  2. ジャムやマヨネーズなどをパンに付けて、具材をパンで挟む
  3. 「Ziplop」に入れる

と、極めてシンプルや方法で各自作っていました。

夕食:ビーンカレー

夕食はビーンカレーでした(個人的には夕食が一番印象的でした)。

グリーンピースやコーンを中心とした具材と

パサパサとしたライス(日本米というよりはタイ米に近い感じ)に

インド風のカレーを混ぜて完成です。

私自身はグリーンピースがあまり好きではないということもあり

ビーンカレーを毎日食べることが大変でした。

 

また基本的にこのメニューが変わらないというところで

時間帯 食べ物
シリアル
サンドイッチ
ビーンカレー

という生活を繰り返していることに一番びっくりしました!

 

まとめ

今回はUC Davis校(カリフォルニア大学の1つの学校)での語学留学プログラムでの体験の中から、

「インド系ベジタリアン家庭でのホームステイ生活」

という内容でお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

 

あまりにも印象的過ぎましたので、つい長い記事になってしまいましたが、

「ベジタリアン(Vegitalian)」という文化を知るという意味でも

「ベジタリアン(Vegitalian)」の食生活を体験するという意味でも

非常に貴重な経験だったと思います。

 

私自身、学生時代という若い時期に経験しましたが、

自分と違った文化や価値観に早く触れると、

感受性高く色々と感じることができると思います。

また本記事を題材に「ベジタリアン(Vegitalian)」についても

是非理解を深めて頂けると嬉しく思います!

 

それでは、次回の記事でお会いしましょう!

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