こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!
本記事はタイトルの通り、
「なぜ英語が広く世界で使われているか?」
というテーマでお送りします。
私は以前「なぜ英語を学ぶのか」という記事の中で
英語は日本語と比べ利用している人口が多いことを
英語を学ぶ理由の一つに挙げました。
ただ英語がなぜ多くの人に使われるようになったかは
文字数の都合もあり触れられていなかったのですが、
短期で語学留学したUC Davisの「Pronounication and Listening」という科目で
本日のタイトルにある「なぜ英語が広く世界で使われているか?」
というトピックを学び、関連性のある面白い内容だと思ったので、
今回UC Davisの授業で学んだことをベースに記事にしました。
尚、英語を学ぶ目的やデービス滞在時の授業の様子・日々の過ごし方は
記事下のリンクに別の記事を載せましたので、
興味のある方は是非そちらもご覧いただけると嬉しいです!
それでは本題に入ります。
英語が広まった3つの理由
大きな理由は次の3つです。
- 過去植民地支配していた地域で英語教育を図った
- ボキャブラリー(語彙)が多言語対比多い
- 英語が他の言語を容易に組み入れる機能を有している
結論だけを見ても、言っていることがよくわからない人も多いかと思いますので、
順に解説していきます。
1.過去植民地支配していた地域で英語教育を図った
先ほど3つ理由を列挙しましたが、1つ目の理由が直接的には大きいと考えています
英語=イギリスの言語との言葉の通り、
イギリスの公用語が英語のルーツになりますが、
旧イギリスとなっていた場所では「英語」を学習する文化が
大なり小なり根付いています。
代表的な現在の国を挙げると、
- インド帝国:現在のインドのみならず、パキスタンやバングラディッシュなどを含みます
- アメリカ合衆国・カナダ
- カリブ諸国:ジャマイカ・ドミニカ共和国など
- オセアニア:オーストラリア・ニュージーランド
- アフリカ:エジプト・ガーナ・ケニアなど
と非常に多くの国にまたがっています。
最近ではエリザベス女王の逝去でイギリス王室から離脱を検討している国のニュースが流れましたが、
今でもイギリスの影響は強いということです。
また上記で挙げた国のうち、特にインド(含む周辺国)とアフリカは
今後人口増加が見込まれていることを考えると
今後も英語を利用する人の数が増加することは容易に想像付きます。
それだけ過去からの文化的・歴史的背景が英語圏の拡大に影響したということです。
ボキャブラリー(語彙)が多言語対比多い
2つ目の理由は「ボキャブラリー(語彙)が多い」ということです。
授業で習ったデータでは、
「out」という意味の表現を組み合わせてどのくらいの単語ができるか調べた結果
- ロシア語:13表現
- フランス語:15表現
- ドイツ語:15~20表現
に対し、
- 英語:450,000表現
と非常に多くの表現が英語で可能とのことです。
これだけ多くの表現ができると、微妙なニュアンスとかも伝えやすくなりますね。
英語が他の言語を容易に組み入れる機能を有している
3つ目の理由は「英語が他の言語を容易に組み入れる機能を持っている」ということです。
どういうことか?というと、
「Employee(従業員)」や「Attendee(出席者)」などで利用される
”-ee”という表現はフランス語の表現(~される人)ですし、
「fashionista(流行好きの人)」や「barista(エスプレッソを出す店(バール)で働く人)」などで利用される
”-ista”という表現はスペイン語の表現(~する人、~の専門家)です。
上記のように英語は他の言語から表現を取り入れ
英語という文化の中に馴染ませることができることが
英語を色んな場所で取り入れることができる要因となっているということです。
まとめ
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