こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!
本記事はタイトルの通り、
「ディベートテーマ:肥満~あなたは太っていることをどう考えますか~」
というテーマでお送りします。
今回のテーマは
私がUC Davis(カリフォルニア大学デービス校 / アメリカ)に短期で語学留学した際、
現地の授業で話題に上がったトピックです。
面白い内容だと思ったので、今回の記事のテーマにしました!
是非、「自分はどのように考えるか」考えてみながら
読み進めて頂けると嬉しいです!
尚、デービス滞在時の授業の様子や日々の過ごし方は別の記事でまとめました。
記事下のリンクで載せますので、
興味のある方は是非そちらもご覧いただけると嬉しいです!
それでは本題に入ります。
ディベートテーマ:肥満
留学時の「US Society &Culture」にて
「Obesity(肥満)」というテーマでクラス内でディベートしました。
「肥満」という言葉の考え方
肥満の定義は色々な基準がありますが、
「BMI〈体格指数= 体重kg ÷ (身長m)2〉が30以上の人」
をアメリカでは採用しています。
肥満の基準を見て、多くの方は
「アメリカ人は全体的に肥満が多い」
というステレオタイプを持つのではないかと思います。
実際のところ、留学した当時で
一番肥満の多い州で30%近くの人が肥満に該当し、
一番少ない州でも16%近くの人が肥満に該当する
というデータがありましたし(とりわけ若年層の肥満度合いが高いらしい)、
2022年現在では40%以上という数字もあるなど
「肥満」に該当する方が長い目で見ると増えている状況です。
今回、「肥満」がディベートテーマになりましたが、
肥満が議題になる背景には
肥満は人にとって良くないということ=健康に良くないこと
という考え方があります。
一般的に肥満に該当する方は病気のリスクが高まるということで
自分の健康状態を知る一つの基準として「肥満」という概念があると
いうことです。
どうすると肥満になるのか?
ここまで肥満という考え方についてみてきましたが、
「実際どうなったら肥満になるのか」
を考えることが「肥満」というディベートテーマの中心になります。
クラスの中の議論では、肥満の原因の一つは
ジャンクフード(栄養価のバランスを著しく欠いた調理済み食品)をよく食べること
だとして、
ジャンクフードを食べること
→肥満に繋がる=健康に良くないこと
→健康に良くないとされる酒・たばこは年齢規制を設けている
→肥満も低年齢化してきていることから、
ジャンクフードを食べることを年齢規制すべきか
という話になりました。
年齢規制するべきでないとの意見では
商品を選ぶのは個人の自由なので、食べる物を選ぶ個人に肥満の責任がある
とのコメントがあり、
年齢規制すべきだとの意見では
企業が責任能力のない低年齢層をターゲットにプロモーション展開をしているから
企業に肥満の責任がある
とのコメントがあり、意見が真っ二つにわかれました。
私自身は前者の意見に近い立場で話をしましたが、
後者も説得力の高い話だなとディベートしながら思いました。
皆さんはどのように考えますか?
(余談)授業スタイルの違い
アメリカの授業は日本の授業に比べ、
アクティビティやディベートとかを活用して
生徒が能動的に動かす仕掛けをとっているスタイルが多い印象を持ちました。
日本人とアメリカ人の文化的な違いもあるので
どちらのスタイルも良い悪いあるかと思いますが、
私自身はアメリカの授業スタイルがとても新鮮で
日本でも取り入れた方が良い面があるなと感じました。
まとめ
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