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シンガポール人から見た日本の魅力ー日本に行きたいと話す理由3選

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

本日はちょっと変わったテーマで

シンガポール人から見た日本の魅力

という内容で記事をお届けします。

 

私は以前シンガポールに住んでいた経験がありますが、

「シンガポール人と結構日本に関する話をしたな」とふと感じ、

私が実際に見聞きした話を中心に記事にすることにしました。

 

サンプル数が多いわけではないので、鵜呑みにし過ぎず

そういう人もいる

といった程度で読んで頂けると幸いです。

 

以下、詳しく解説します。  

マーライオンイメージ

日本のことを知っているシンガポール人は少なくない

 

前段として述べておきたい点ですが、

シンガポールには、日本通と呼ばれるほどのシンガポール人がいるということです。

(私がシンガポールに住んでからびっくりしたことの1つです)

 

日本政府観光局(JNTO)によると、

2019 年のシンガポールから日本への旅行者数は約 44 万人にも上るようです。

http://www.clair.org.sg/j/wp-content/uploads/2019/09/201908-SG-NATAS.pdf

 

また観光庁の調査によると、

シンガポール人の日本への観光客は6割がリピーターと分析されており、

10回以上日本を訪れている人は17%にも上るとされています。

 

私の周りでも日本に旅行すると話すシンガポール人は多く、

場所も東京だけでなく、

北海道、東北から中国・四国地方、九州に至るまで

幅広い印象です。

 

実際に私もシンガポール人を連れた日本での旅行を2回行きましたが、

行き先は別府と広島で、結構びっくりしました。

(余談ですが、広島空港ーシンガポール・チャンギ国際空港の直行便が飛んでいたという事実には、もっとびっくりしました笑)

 

シンガポールの街中にも日本食のお店やデパートがあるので
もともと日本に馴染みのあるということに加え、

「日本によく旅行することで、より日本を知っていく」

そんなシンガポール人が少なくないな

と感じています。

 

シンガポール人からみて魅力的に映る場所

 

それでは本題で、実際に私の周りのシンガポール人で声の大きかったものを3つ紹介します。

 

・雪を見たい

・温泉に入りたい

・桜(紅葉)を見たい

 

どれもサプライズと感じるものではないかも知れません笑

それぞれ簡単に述べていきます。

 

雪を見たい

 

1つ目は「雪をみたい」という話です。

シンガポールは言われてみれば当たり前と言う話にはなりますが、

1年中夏の気候なので、冬と言う概念がありません。

 

(ご参考)シンガポールの地理的特徴

緯度は1.37度と赤道よりちょっと北に位置し、熱帯雨林気候になります。

 

もちろん冬と言う話がないので雪を見ることもないのですが、

雪に対する憧れが大きく

雪を見たい

とか

北海道に行ってみたい

とかいった話の出てくることが多いです。

 

なぜ北海道なのかというと、推察になりますが、

シンガポールのスーパーで「北海道フェア」というイベントが度々開催されていたり

「白い恋人」と言うお土産はシンガポールで結構知名度があったり

といった形で北海道に対する認知度が高いということかなと個人的には思っています。

 

温泉に入りたい

 

2つ目は「温泉に入りたい」という話です。

 

私の周りでも「温泉に入って疲れを癒したい」と言うコメントをシンガポール人からもらうことが多いです。

(余談ですが、シンガポール人は英語で「onsen」という表現を使っています)

 

先程の雪の話と同様、

景色を見ながら露天風呂で温泉につかる

ということがシンガポール人の日本のイメージになっており、

一種の憧れに近い眼差しでなっている印象です。

 

背景としては、シンガポールでは湯船につかるっていう文化でなく

シャワーで簡単に済ますと言う文化がメジャーですので、

湯船に浸かること自体が珍しく、非日常になっていると言う感じです。

「非日常を堪能したい」という思いが温泉人気に繋がっているのでは

と個人的には感じています。

(ちなみにシンガポール内にもホットスプリングと言われる温泉に近い場所はあるので、その場所の影響もあるかもしれません)

 

桜(紅葉)を見たい

 

3つ目は「桜(紅葉)を見たい」という話です。

 

1つ目の「雪を見たい」と近いですが、

シンガポールでは夏以外の気候がないので、

春や秋のイベントについても関心が高いです。

特に桜は魅力的に映るようで、上野公園や目黒川など

具体的な日本の見所を交え、話になるケースがありました。

 

シンガポールでは、サクラと名前の付いた催しやお店はありますが、

気候的な観点で、ピンク色の桜の花びらを見る機会がないので、

良く聞く声になっているかなと思います。

同様に紅葉に対する関心も高かった印象ですが、

夏以外の四季の変化にかかる違いについて魅力と語る人は多いと感じています。

 

 

まとめ

 

今回は嗜好を変えて、「シンガポール人から見た日本の魅力」という話題で、

記事をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

 

シンガポール人の「日本」に対する興味が

私の周りだけでなく、全体としても一定程度ある

と記事を書きながら知り、私自身勉強になりました。

 

改めて考えてみると

「雪」「桜」「温泉」

の3つが全て楽しめる国はなかなかないかもしれません。

上記点を踏まえると、観光だけでなくビジネスでも

シンガポール人の日本に対する関心にマッチした取組をすることで

日本全体が活気づくこともある気がしています。

 

本記事を参考にして頂ければ有難いです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!